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CO2は地下に封じ込めろ 独に欧州最大規模貯蔵施設

2008年7月18日10時13分

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写真独東部ポツダム近郊のケッツィンで6月30日、二酸化炭素貯留施設の圧力を調べる技術者=AP

 【ケッツィン(ドイツ東部)=金井和之】独東部ポツダム近郊にあるケッツィンで、欧州の大陸部分では最大級の二酸化炭素(CO2)の研究用地下貯留施設が稼働を始めた。最終的には6万トンを地下深くに注入し、影響などを調べる。

 麦畑が広がる一画に、2基の白いタンクがそびえる。タンクから延びた配管はポンプなどを経て地下へ。施設は約4年前から欧州連合(EU)の補助事業として建設が進められ、6月末から稼働を始めた。1時間に約2トンのCO2を地下約600メートルにある水を含む多孔質の岩盤に注入する。コストは1トン当たり約20〜30ユーロ(約3300〜5千円)。今後1年半で計6万トンを注入する。日本の新潟県長岡市にある施設よりも貯留量が多いという。

 プロジェクトの責任者、ポツダム地球科学研究センター(GFZ)のシリング教授は「革新的なCO2の削減技術が見つかるまでの『つなぎ技術』として、地下貯留による影響を観察して、その有効性を確認したい」と話す。

 一部の環境保護団体は地下にCO2を長期貯留した場合には「危険性の高いガスが発生する可能性がある」として施設に反対しているが、シリング教授は「最後は炭酸水が出来るだけ。批判があるのは承知しているが、我々は何が起きるのかを確かめる必要がある」と施設への理解を求めている。

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