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佐渡で放鳥のトキ、海渡る? 80キロ離れた本州で目撃

2008年10月29日16時57分

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 環境省は28日、新潟県北部の胎内市で、特別天然記念物のトキの目撃情報があったと発表した。9月25日に約80キロ離れた同県・佐渡島で放鳥された10羽のうち、2羽は行方が分からなくなっている。目撃されたのはそのうちの1羽とみられ、同省が確認を急いでいる。

 本州でトキの生息が確認されたのは1970年に石川県能登半島中部で1羽が捕獲されたのが最後。今回、トキと確認されれば38年ぶりになる。

 同省によると、27日午前8時ごろ、胎内市富岡の胎内川河口近くを車で走行中の住民が目撃、県に通報した。放鳥したトキを識別するため羽に付けた緑色の塗料を見ていることなどから、同省は「トキの可能性が高い」としている。佐渡島と新潟本土は最短距離が約40キロで、「最短距離を渡ってから本土を北上した可能性もある」という。

 国内で絶滅したトキの野生復帰を目指す同省は、佐渡トキ保護センターで中国産トキを飼育・繁殖し、9月に10羽を放鳥。これまでに佐渡島内で8羽が確認されていた。

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