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放鳥トキ、200キロ「一人旅」 本州で1羽確認

2008年12月25日22時35分

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地図トキのルート

写真民家の近くを飛ぶトキ=25日午前、新潟県見附市、小林正明撮影

写真水を抜いたため池でえさを探すトキ=25日午前、新潟県見附市、小林正明撮影

 新潟県佐渡島で国の特別天然記念物トキ10羽が放鳥されてから3カ月。そのうちの1羽の雌が25日、海を越えた同県中部の見附市内で、飛んだり、沼地でえさを探したりする様子などが確認された。

 10月上旬に新潟市内で初めて本州に上陸したのが目撃された後、県北部の関川村へ移動。また新潟市に戻り、24日から見附市へ。二百数十キロの「一人旅」をしたようだ。佐渡海峡は最短で約40キロ。トキが海を越えるとは誰も予想していなかったが、「えさの多い湿地をちゃんと見分けている」と専門家らも舌を巻く。

 トキがやってきた地域では「ずっと居着いてほしい」という声が上がる一方、「できれば捕獲し、仲間のいる島内に連れ戻してやるべきだ」という意見も。厳しい冬が迫るが、環境省は静観する構えだ。(高橋淳)

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