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「マイボトル」派に水くみ場を 飲食店チェーンなど試行

2009年1月21日11時38分

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 ペットボトル使い捨てはもったいないと、家で水やお茶を水筒などに入れて外出する「マイボトル」派が増えてきた。だが、外でどう補充するかは悩みの種。そんな悩みに応えようと、水道水から不純物を取り除いた「純水」を無料でくめる「IDO STATION(井戸ステーション)」を設置するプロジェクトが始まった。「ペットボトルの製造、輸送にかかるエネルギーを考えて」と仕組みを作った側は話す。大手ハンバーガーチェーンが実験的に導入するなどしている。

 マイ箸(はし)を発売している札幌市の会社「アスキット・イー」が、新宿区の映像制作会社「オルカビジョン」(松原孝司社長)と協力して昨年10月から始めた。スーパーの店頭でよくみかける純水の給水機の小型版を店舗やオフィスに置き、利用者に無料でくんでもらおうというものだ。

 給水機は、こうした機械の製造大手「寺岡精工」(大田区)のもの。上部に、インターネット経由で映像を流せるディスプレーをつけ、広告や社内連絡に活用できるようにした。マイボトル50本と年一度のフィルター交換も含め、リース代は月額3万3千円(税別)。

 「ペットボトルも配達式の水も製造、輸送にかかるエネルギーが大きい。給水機なら水道水を使うので無駄が減らせる。企業は環境に配慮していることをアピールできるほか、社員向けの福利厚生になる」とアスキット・イー最高経営責任者(CEO)の七野大輔さん(50)は設置の利点を説明する。

 大手ハンバーガーチェーンが実験店舗に設置するなど、すでに全国で200台導入されている。大手コンビニチェーンも2月から首都圏の1店舗で実験的に使う。

 「世界的にも脱ペットボトルの動きが出始めています。オアシスや井戸など水のあるところに人は集まる。新しいコミュニケーションの場になってほしい」と七野さんは話している。

 問い合わせはアスキット・イー(011・612・2513)へ。

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