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気候変動枠組み条約6月原案提示へ 国連作業部会閉幕

2009年4月9日14時46分

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 【ボン(ドイツ)=山口智久、金井和之】13年以降の地球温暖化対策を協議する国連気候変動枠組み条約の作業部会は8日、11日間の全日程を終えて閉幕した。ザミットクタヤール議長は、各国からの提案や指摘を踏まえ、6月にボンで予定される次回の作業部会までに、次期枠組みの原案を示す方針を示した。

 今回の作業部会では、洪水や干ばつなど温暖化による被害を受けやすい途上国を支援する仕組みや、途上国に温室効果ガスの排出削減を促す制度について議論が進んだ。ただ、次期枠組みの焦点である2020年時点の「中期目標」など先進国の削減幅をめぐる交渉に目立った進展はなかった。途上国側の要求を受け次回の作業部会では、先進国がこれまでに排出した温室効果ガスについて議論を深めることになった。

 また、今年12月にデンマーク・コペンハーゲンである締約国会議(COP15)で次期枠組みに各国が合意するには協議時間が足りないとの声が多く、当初から決まっていた6月と9月に加え、8月と11月にも作業部会を開くことで一致した。

 今回の作業部会で最も注目を集めた米国の代表は8日の記者会見で「各国から出された考え方を持ち帰り、さらに洗練された意見を携え戻ってくる」と述べ、次回も交渉を主導する意欲をみせた。

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