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環境訴え、帰ってきた巨大バッタ 横浜開港150年

2009年4月15日19時1分

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写真ヒルサイドエリアのメーン企画となる巨大バッタ=横浜開港150周年協会提供

 横浜開港150周年を記念して28日に開幕する「開国博Y150」で、横浜市旭区を中心にする「ヒルサイドエリア」のメーン企画が14日、発表された。全長50メートル、高さ15メートルの「巨大バッタ」が出現し、横浜国立大学の卒業生らで作る「劇団唐ゼミ★」とともに環境をテーマに野外パフォーマンスが行われる。

 8年ぶりに横浜に帰ってくる「巨大バッタ」は01年、国内最大規模の国際現代美術展「横浜トリエンナーレ」で、高層ホテルに取り付けられて話題になったバルーン作品。よこはま動物園ズーラシアに隣接する緑あふれる会場で、一般参加者を巻き込んでのパフォーマンスとなる。

 バッタとともに、環境問題をテーマに演じるのは「劇団唐ゼミ★」のメンバーたちだ。代表の中野敦之(あつし)さん(28)は「バッタは自然の象徴であるのと同時に、僕たちにとって忘れられない存在」と話す。

 この劇団は劇作家・唐十郎さんが横浜国大の教授を務めていたときに誕生した。唐さんの教え子が中心メンバーだ。8年前のトリエンナーレで、中野さんたちは高層階にバッタを取り付けた。

 「風が吹いてバッタが落下したり、雨で中止になったり、極限状態での作業だった」と、中野さんは振り返る。「僕たちが続けている自然との闘いの原点」ともいう。劇団は全国各地で雨の日でも地面にテントを張り、公演を行っている。

 パフォーマンスの仮題は「バッタが巨大だったころ」。かつて巨大だったバッタは文明を発展させた人類との戦いに敗れ、現在のサイズ(約3センチ)になった。しかし、環境汚染に怒った地球が、再びバッタを巨大化させて人類に警告する――というストーリーだ。

 巨大バッタが出現するヒルサイドエリアは、開国博の主要3会場の一つで、開催は7月4日から9月27日まで。

 このパフォーマンスでは、約50人の一般参加者を募集する。上演は7〜9月の全16日間(いずれも土、日曜日)。6月6、7日のいずれかで面接を行い、13日から練習を始める。

 参加希望者は氏名、年齢、住所、連絡先を明記し、5月31日までに〒240・0044 横浜市保土ケ谷区仏向町121の5の302の同劇団へ郵送するか、FAX(045・333・7185)あるいはEメール(y150_batta@yahoo.co.jp)で申し込む。(伊藤雅哉)

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