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エコ着陸、関空で試行 「なだらか降下」でCO2減

2009年5月6日0時28分

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 二酸化炭素(CO2)の排出削減効果を検証するため、国土交通省は、新しい航空機の降下方式を7日から関西空港で試行的に導入した。同様の方式は欧米の一部空港で導入され、「3%ほど燃料を削減できた」とのデータもあるという。国内での導入は初めて。

 国交省によると、航空機は通常着陸する際、前後の機体との間隔を慎重に調整する必要などから、降下と水平飛行を繰り返しながら段階的に高度を下げる。これに対し、新しい方法は上空で推力を最小限に絞り、グライダーのようになだらかに降下する。航空機の動きを把握する機器の進歩などにより、この方法でも安全な交通整理が可能になったという。水平を維持しない分、燃料を使わずに済み、騒音も抑えられるという。

 当面は交通量が少ない午後11時から午前7時の関空到着便で試行する。1日5機で実施した場合、燃料は年間で約47万リットル(約1800万円分)節約できるという。削減できるCO2は約1160トンで、一般家庭約223世帯分の年間排出量に相当するという。国交省は効果を検証しつつ、対象空港を拡大していく。

 新方式は継続降下到着方式(CDA)と呼ばれ、環境に優しい点で「グリーン・アプローチ」などと呼ばれることもある。

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