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イグアナが教室に、庭で穴掘り… 石垣島で繁殖・巨大化

2009年5月13日8時51分

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写真1月に捕獲されたイグアナ=眞榮城玄鉄さん提供

写真1月に捕まったグリーンイグアナのオス=環境省石垣自然保護官事務所提供

 最大2メートル近くになる中南米原産の大トカゲ「グリーンイグアナ」が沖縄県石垣島で野生化している。もともとペットとして島に持ち込まれたものが逃げたか、飼い主が捨てたかし、その後に繁殖したとみられる。昆虫や植物の葉を餌とするため、島の豊かな生態系を乱す恐れがあるとして、環境省の石垣自然保護官事務所は生息状況の調査に乗り出した。

 事務所によると、これまでに11匹が捕まった。うち5匹は3月末からの約10日間で捕獲された。小学校の教室に突然入ってきたこともあるほか、「玄関を開けたら、庭で穴を掘っていた」と話す住民もいる。

 グリーンイグアナは日本ではペットとして流通している。逃げても本州の気候では冬を越すのは難しいが、石垣島の気候が繁殖に適しているようだ。国内の繁殖報告は現在、石垣島だけ。20年ほど前から目撃されているものの、生息数ははっきりしない。

 鋭いツメと長い尾で危険もある。勝部五葉・自然保護官補佐は「かなりたくさんいそう。自分で捕まえようとせず、見つけたら連絡を」と呼びかけている。(中山由美)

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