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海温上昇が原因?とんがりウニが大発生 隠岐

2009年8月29日17時45分

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写真ガンガゼを調査する隠岐水産高校の生徒=28日午後、島根県隠岐の島町、伊藤恵里奈撮影

 長いとげを持ち、刺されると強く痛むことで知られるウニの一種「ガンガゼ」が、島根県・隠岐で大発生している。地元の県立隠岐水産高と海中景観研究所が28日、潜水調査をした。

 沿岸の水深3〜5メートルの海底に多数が群れ、大きなものは、とげの長さが20センチに達する。東京工業大の本川達雄教授によると、ガンガゼは熱帯域を中心に分布する南方系のウニで、海底の岩に付着した藻類などを手当たり次第に食べる。このため、大量に発生すると、海藻が生えにくくなるという。

 大津浩三・島根大教授は「10年ほど前にはほとんど姿がみられなかったが、近年急増している。越冬して繁殖しており、温暖化に伴う海水温の上昇が原因ではないか」と話している。(山本智之)

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