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三井造船、太陽熱発電参入へ 太陽光よりコスト安

2009年9月7日22時47分

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写真三井造船がアブダビ近郊に建設中のタワー式太陽熱発電の実証施設。高さは約20メートルある=同社提供

 三井造船は来年、太陽熱発電事業に本格参入する。「15年の売上高300億円規模」を目標とし、自社開発したタワー式発電所の一括受注も目指す。再生可能エネルギーの一つとして海外で建設計画が相次いでおり、将来性があると判断した。

 太陽熱発電は、多数の反射鏡で1点に集めた太陽光が生む熱で蒸気を発生させ、タービンを回して発電する。タワー式は、地上の反射鏡で受けた光をタワー上部の反射鏡に当て、さらに地上の集熱装置で受けて発電する。

 アラブ首長国連邦に、主に反射性能を確認する「実証タワー」(高さ約20メートル)を建設中。来年1月から半年ほど実験し、まずは反射鏡装置を売り出す。その後タービンなどに販売を拡大する計画だ。

 通常の太陽熱発電の設置費は1千キロワットあたり5億円ほどで、初期コストが太陽光発電より安い場合が多い。80年代に米国で始まり、日射条件のよい北アフリカ、南米も適しているとされる。(小暮哲夫)

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