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トキ、恋路の邪魔はしないで 外敵対策「テン返し」検討

2010年3月17日5時31分

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写真水を張った田んぼでエサを探したり、水浴びしたりするトキ=新潟県佐渡市、関口聡撮影

 新潟県・佐渡島で自然に放された国の特別天然記念物トキが本格的な繁殖シーズンを迎えている。ようやく春が近づき、トキたちが田んぼで水浴びする姿も見られ始めた。

 羽の色が黒っぽく変わるのが繁殖期の特徴で、水浴びしながら黒い分泌物を首でこすりつける。昨年はこの時期に雌が相次いで本州に渡ってしまったが、今年は雄が雌の背中にのる「擬交尾」や小枝を拾って渡す「枝渡し」などの愛情行動が初めて確認された。自然界で初のつがい形成に期待が高まっている。

 佐渡市の佐渡トキ保護センター内でトキ9羽がテンに襲われて死んだことから、環境省はトキが木の上に巣づくりをした場合、周囲に電気さくを設けたり、木に板をつけてテンが登れないようにする「テン返し」を取り付けたりする対策を検討している。(高橋淳)

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