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最高時速150キロ、夢のソーラーカー パナソニック

2010年7月23日10時40分

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【動画】走る夢のソーラーカー

写真ソーラーカー「ヌナ5」をお披露目する(写真右から)パナソニックの野口直人・エナジー社社長、平松邦夫・大阪市長、木村愼作・大阪府副知事、マルガリータ・ボットオランダ総領事=大阪市のパナソニック住之江工場

写真拡大ボディーの側面にはリチウムイオン電池を提供したパナソニックのロゴが描かれる

写真拡大大阪市の平松市長もコックピットに乗り込み、ご満悦=大阪市

 ソーラーカーレースの世界的強豪として知られるオランダ・デルフト工科大チームとパナソニックが14日、同社製のリチウムイオン充電池を搭載した新型ソーラーカー「ヌナ5」を報道陣に公開した。7月31日、8月1日に鈴鹿サーキットで開かれる「2010 ドリームカップソーラーカーレース鈴鹿」に参戦する。(大阪経済グループ・上栗崇)夢のソーラーカーを写真で

 両者は昨年10月、デルフト工科大が4連覇していた世界最大のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」で、パナソニック製の充電池を積んだ東海大チームが勝利し、5連覇を阻んだ因縁の仲。キャプテンのヘールト・クローンさんは「東海大に敗れ、自分たちが使っていたものより優れた充電池があることは分かっていた。同じ電池を使えることになりうれしい。今度のレース結果を楽しみにしている」と笑顔で話した。

 式典の後、「ヌナ5」は降りしきる雨の中でデモンストレーション走行を開始。日差しはないが、軽量・高容量が自慢のパナソニック製リチウムイオン電池はすでに満タン状態。ゆっくりと走り出した後、直線で一気にスピードを上げると参加者から「うおーっ」「速いぞ」と驚きの声があがった。最高時速は150キロ、日差しが無くても2時間程度走り続けることが出来るという。

 オーストラリア大陸を縦断した昨年10月のソーラーカーレースでは、世界各国の一流大学などが参加。3千キロを4〜5日で走る過酷なレースで、東海大チームが日本勢として13年ぶりの優勝を達成した。マシンの太陽電池はシャープが、リチウムイオン電池はパナソニックが供給した。

 予選4位からスタートした東海大のマシンは3時間後に4連覇中のデルフト工科大などを抜き去りトップに立った。2日目は砂嵐に見舞われて太陽電池の出力が落ちた各チームが苦戦する中、リチウムイオン電池がパワーを発揮して着実に前進。その後も大会新記録となる平均時速100キロ超で独走、日本の技術力を世界にアピールした。

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