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日本近海は生き物の宝庫 世界の種の14.6%が生息

2010年8月3日17時22分

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写真深海にすむムラサキカムリクラゲ(直径約15センチ)=伊豆大島近海、海洋研究開発機構撮影

写真深海にすむクモヒトデの仲間、キヌガサモヅル=三陸沖、海洋研究開発機構撮影

写真イソギンチャクに近いヒドロ虫の一種、オトヒメノハナガサ=相模湾、海洋研究開発機構撮影

写真巻き貝、ベニシボリの一種=鹿児島県の野間岬沖、海洋研究開発機構撮影

写真ゴカイの仲間、ホネクイハナムシの一種。クジラの遺体の骨にすむのが特徴=相模湾、海洋研究開発機構撮影

写真慶良間諸島のサンゴ礁。色とりどりの魚が群れる=2005年11月、沖縄県座間味村

写真東京の南東約1800キロの太平洋上に浮かぶ南鳥島のサンゴ礁=1987年4月

 日本近海は、世界の海にすむ生物のうち14.6%の種が分布する種の宝庫であることが、国内約50人の研究者による調査で分かった。バクテリアから哺乳(ほにゅう)類まで計3万3629種が確認できたという。国際調査の一環で、世界の海では約23万種が確認された。種数はオーストラリア近海をやや上回り、比較した25海域では1位だった。

 調査では、日本の排他的経済水域(EEZ)内で発見された生物を洗い出した。種数が最多だったのはイカや貝などの軟体動物で8658種(全体の26%)で、エビやカニの節足動物が6393種(19%)で続いた。

 日本のEEZ内の海の容積は全海洋の0.9%。そこで世界最多の多様性があったことについて、事務局を務めた海洋研究開発機構の藤倉克則主任研究員は「複雑な海底地形に加え、南北に広く様々な気候条件があるなど、多様な環境があるためだろう」と説明する。2日付の米科学誌「プロスワン」の電子版に発表された。(長野剛)

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