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原油流出の封じ込め「終わりに近い」 オバマ大統領

2010年8月5日11時9分

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 【ニューヨーク=田中光】米南部沖メキシコ湾の原油流出事故で、オバマ大統領は4日、「封じ込める闘いは終わりに近づいた」と述べ、対策に一定のめどが立ったとの認識を示した。泥などを油井に流し込む封鎖作業は順調に進行。米海洋大気局(NOAA)は同日、流出原油のうち74%は回収されたか自然に分解・蒸発し、海中などに残っているのは26%と発表した。

 4月20日の事故から封じ込めが成功した7月15日までに、490万バレル(約78万キロリットル)が流出したとされている。NOAAによると、海底の流出源などからの回収(17%)、海上での燃焼処理(5%)、海上でのすくい取り(3%)、処理剤による分散(8%)の計33%が、人為的な作業によって海上から消えたという。

 同時に微生物による分解や蒸発など、自然の力によって41%が消失。メキシコ湾の比較的暖かい水温や、酸素濃度など、微生物の分解を促す好条件がそろっていたと分析している。残りの26%は、油膜などの形で海上に残るか、砂浜などにタール状の塊となって流れ着いたとみているが、長期的な影響については未知な点が大きいとしている。

 連邦政府が管理する漁業区域は一時36%が禁漁となったが、現在は24%まで縮小されている。米食品医薬品局(FDA)は2日、漁業が認められる海域の海産物について「安全宣言」を出した。

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