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また会う日まで サンシャイン国際水族館、一時休館

2010年9月1日11時57分

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【動画】また会う日まで サンシャイン水族館

写真・ひとまず最後となったサンシャイン国際水族館の「水中餌付けショー」ひとまず最後となったサンシャイン国際水族館の「水中餌付けショー」

写真・フクロウを手に最後の挨拶をするサンシャイン国際水族館の飼育スタッフ=いずれも東京都豊島区フクロウを手に最後の挨拶をするサンシャイン国際水族館の飼育スタッフ=いずれも東京都豊島区

 アシカもフクロウもペンギンも、また会う日まで。「都会のオアシス」として親しまれたサンシャイン国際水族館(東京・池袋)は31日、来夏のリニューアルに向けて最終営業日を迎えた。夏休み最後の日と重なったこともあって、多くの家族連れでにぎわった。(アサヒ・コム編集部)

 現在の水族館として最終営業日となった31日、エイやウツボたちにエサをやる「水中餌付けショー」も最終回を迎えた。「32年間ありがとう」と書かれた横断幕をバックに、女性ダイバーが魚たちとたわむれながらエサをやり、集まった家族連れをわかせていた。

 屋外のアシカショーのステージで最後のあいさつに立った荒幡経夫館長は「これだけ多くの人が集まってくれるなら、リニューアルの必要はなかったかも」と切り出して観客の笑いを誘った後、「施設が古くなり、開館後30〜40年で改装する水族館は多い。サンシャインも水槽にさびが出たり、アクリルがにごったりしていた。来夏のリニューアルに向けて、みんなで力を合わせて新しい動物たちの見せ方を考えたい」と約1年後の再会を約束した。

 閉館時間が迫った午後6時過ぎ、ペンギンやアシカ、ミナミコアリクイ、アルマジロなど動物たちと、飼育スタッフが総出で入館者を見送った。「ありがとうございました」「またお会いしましょう」という声が方々で響き、すっかり日が落ちるまで来館者と別れを惜しんでいた。

 1978年にオープンしたサンシャイン国際水族館は、ビルの屋上にある立地の珍しさや、80年代の「ラッコブーム」に乗り、一時は年間170万人近くの入館者を記録。だが、施設の老朽化などで2009年度は70万人まで入館者は減っていた。そのため、今度は「天空のオアシス」をコンセプトに全面リニューアル。緑豊かな庭園を屋外につくり、動物たちの行動展示にも力を入れる方針だ。

 750種3万7000点の動物たちは、アシカやペンギンのようにサンシャインシティ内にある水槽で飼育したり、ラッコやアザラシのように別の水族館に預けられたり、それぞれ分かれて暮らすことになる。多くの動物たちは一年後に戻ってくる予定だ。

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