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キリン母子に幸せハート模様 羽村、願い事カード人気

2010年12月15日0時31分

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写真拡大母の小町。首など色々なところにハートマークがある(丸で囲んだ部分)。後ろは夫のタクロウ=羽村市動物公園

写真:小町の胴体のハートマーク(拡大)拡大小町の胴体のハートマーク(拡大)

写真:息子のコタロウ。首に小さなハートマークがある(丸で囲んだ部分)拡大息子のコタロウ。首に小さなハートマークがある(丸で囲んだ部分)

 東京・羽村市動物公園のキリンの母子が「幸福を呼ぶ」と話題になっている。そのわけは母子の首に、そろってあるハート形の模様。キリンたちの柵の前には、あやかって幸せになろうと、願いごとを書き込んだハート形のカードがたくさん下げられている。

 母親キリンの名前は小町。名古屋市の東山動物園で生まれ、5年前に羽村へやってきた。網の目模様が特徴のアミメキリンだが、小町は模様が不規則で、首にきれいなハートマークがあるほか、胸や足などにもハートに見える柄がある。

 小町はタクロウと2008年に「結婚」。めでたく昨年12月に初めての子コタロウが誕生した。生後1カ月のころ、飼育員の磯部雅和さん(24)が、コタロウの首にもハートのような模様があるのを見つけた。「成長して、形が変わってしまわないといいな」と見守っていたが、模様はきれいなまま成長。「小町のハートマークが遺伝した」と飼育員たちは喜んだ。

 父タクロウは、規則正しい網の目模様で、首のところに少し崩れたハートマークがあるだけだ。飼育員は「割れたハート(失恋)」と呼んでいるが、小町とは仲むつまじく、失恋の経験はないはずだ。

 コタロウは2歳になれば、お婿さんとしてほかの動物園へ行く可能性が高い。ハートマークのある母子がそろって見られる期間はあと1年ぐらいだという。

 来園者にハートマークのことを知ってほしいと、今年11月に解説板を設置。さらに、職員が手作りした母子の顔写真とピンクのハートをあしらったカードの配布を始めた。願いごとを書き込んでもらい、キリンのいるフェンスの前に設けた掲示場につり下げられるようにしたところ、すでに400枚になった。

 「みんな元気に過ごせますように」などと、ほのぼのとしたお願いが多い。小さな子どもの字で「どうぶつえんのしごとの人になれますように」と書かれたものもある。

 カードは、日曜・祝日のえさやりツアーや、動物についての説明を聞くサバンナガイドに参加すると無料でもらえる。問い合わせは同園(042・579・4041)へ。(相関真樹子)

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