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「ブタとおっちゃん」写真展 原宿で

2011年2月10日8時15分

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写真:人肌の温もりで、熟睡する子ブタ(写真集『ブタとおっちゃん』より)拡大人肌の温もりで、熟睡する子ブタ(写真集『ブタとおっちゃん』より)

写真:ちょっと背伸びして一服(写真集『ブタとおっちゃん』より)拡大ちょっと背伸びして一服(写真集『ブタとおっちゃん』より)

写真:心が通い合うとき(写真集『ブタとおっちゃん』より)拡大心が通い合うとき(写真集『ブタとおっちゃん』より)

写真:朝食後のひととき。出荷する肉豚の価格も気にかかる(写真集『ブタとおっちゃん』より)拡大朝食後のひととき。出荷する肉豚の価格も気にかかる(写真集『ブタとおっちゃん』より)

写真:おっちゃんはみんなの人気者(写真集『ブタとおっちゃん』より)拡大おっちゃんはみんなの人気者(写真集『ブタとおっちゃん』より)

 おっちゃんのお腹の上で、安心しきって眠るブタ。新聞を読むおっちゃんの後ろから、そっとのぞき込むブタ。そのブタを枕に寝転がるおっちゃん――。香川県で養豚場を営む「おっちゃん」と1200頭のブタたちにレンズを向けた、山地としてるさん(73)の写真展「ブタとおっちゃん」が10日から、東京都渋谷区内のギャラリーで始まった。(アサヒ・コム編集部)

 山地さんは香川県の元丸亀市職員。農林行政を担当していた1978年、住民の声を受けて、市内の市街化調整区域にあった養豚場を郊外へ移転させた。しかし、養豚場主である上村宏さん(66)が大きな借金を背負ったと知り、退職後の97年に訪ねていく。移転から19年後のことだった。

 すると、上村さんは、大量飼育・大量生産によって進む機械化に背を向けるかのように、餌やりから糞尿(ふんにょう)の処理まで自分の手を使い、一頭一頭に愛情を注いで育てていた。

 山地さんはその姿に打たれ、上村さんにカメラを向けるようになった。それから、上村さんが脳梗塞(こうそく)を患って養豚場を閉じるまでの10年ほど、「ブタとおっちゃん」の日常を撮り続けた。

 2009年、撮りためた写真をまとめて自費出版すると口コミで評判が広がり、昨年、装いも新たに写真集『ブタとおっちゃん』(フォイル)が出版された。

 写真集の出版を記念して開かれる写真展の詳細はこちらへ。フォトギャラリーはこちら

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