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南相馬の田んぼでヒマワリ満開 土壌浄化などの効果期待

2011年8月13日18時50分

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写真拡大原発事故後に植えられ、満開になったヒマワリ=福島県南相馬市、日吉健吾撮影

 東京電力福島第一原発の事故の影響で田植えができなかった福島県南相馬市の田んぼを、満開のヒマワリが埋め尽くしている。地元の農家らが種をまき、この1週間の好天で一気に咲きそろった。

 同市では今年、約4100ヘクタールで田植えができなかった。土壌汚染を減らす効果があるというヒマワリの種を東京の団体が準備し、同市鹿島区では300キロを約100ヘクタールにまいた。実際は田んぼの放射性物質は基準値の5分の1程度だったが、農家は田が荒れるのを防ぐ効果も期待した。

 コシヒカリやひとめぼれが穂を出すこの時期。手のひらほどの黄色い花が覆う田んぼを見て、種をまいた農家の渡部有三さん(72)は「複雑な気持ちもあったが、花を見ると心がなごむ。幸せの花なんだと思いたい」と話した。(木原貴之)

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