経済産業省は20日、日本最東端の南鳥島の南東沖600キロの公海にあるレアメタル(希少金属)の海底鉱床を探査する権利を得たと発表した。深海底から資源を取り出し、商業化した例はこれまでないが、経産省は「商業化につなげたい」としている。
探査権を得たのは、日本が大半を海外に依存するコバルトや白金などを含む海底地層「コバルトリッチクラスト」で、水深千〜2千メートルの深海底3千平方キロメートルに広がる。
独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)」が、深海底の鉱物資源を管理する国際海底機構から探査の承認を受けた。今後15年間、独占的に探査できる。JOGMECは、前身の「金属鉱業事業団」時代の1987年から調査してきたという。