地球温暖化の一因である二酸化炭素(CO2)の排出の面で、ほかの乗り物よりも環境に優しいとされる鉄道。鉄道会社などが、さらにエコに進化させるため、新しい技術を取り入れる試みや研究開発を始めている。政府も、鉄道運行による消費電力量とCO2排出量を2030年までに10年比で2割減らす方針を示し、省エネを加速させる。
■非電化路線に蓄電池車
JR九州は今年3月、ディーゼル車に替わる列車として、蓄電池を載せた電車の試験走行をお披露目した。管内の鉄路2273キロのうち、約41%が非電化区間でその区間をディーゼル車計300両が走っている。蓄電池タイプに置き換えると「CO2の排出量は半減する」という。JR東日本では、2014年春ごろから栃木県の烏山線で実用化の予定だ。