登壇者紹介

DAY1 10/2

第1回朝日地球会議によせて

フィリッポ・グランディ

国連難民高等弁務官(第11代)

1957年イタリア生まれ。30年以上にわたって国際問題に関わる職務をこなし、うち27年は国連機関に勤務。国連での前職はパレスチナ難民救済事業機関のトップである事務局長。緒方貞子さん(第8代国連難民高等弁務官)の特別補佐官、官房長も務めた。

緒方 貞子

国際協力機構特別フェロー、元国連難民高等弁務官

1927年東京生まれ。国際政治学者。聖心女子大文学部卒業後、米ジョージタウン大、カリフォルニア大(バークレー校)で政治学の博士号取得。1968年以来、国際連合の仕事に携わり、1991~2000に第8代国連難民高等弁務官を務めた。2003から2012年まで国際協力機構理事長。

人間はアンドロイドと恋愛できるか?

見た目は人間と変わらないアンドロイドが日常に溶け込むように存在する――ロボットとのコミュニケーションは社会に何をもたらすのか。人間とロボットとの境界を考えることは、人間とはいったい何かといった根源的、哲学的な課題を内包している。

石黒 浩

知能ロボット学者、大阪大学教授・ATR石黒浩特別研究所客員所長

1991年大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了。京都大学、カリフォルニア大学などを経て2009年より現職。2010年よりATRフェロー。専門はロボット工学、視覚情報処理、アンドロイドサイエンス。2013年より大阪大学特別教授。

高橋 万見子

朝日新聞盛岡総局長

1988年入社。経済記者として金融、社会保障政策などを担当。月刊誌「論座」、GLOBEの副編集長、論説委員を務めた後、2016年9月から現職。情報通信、新技術のほか、電力・エネルギーや福島の復興などを担当。共著に「金融動乱」(朝日新聞社)。

挑戦する東京! 日本から世界へ

小池 百合子

東京都知事

1952年兵庫県生まれ。カイロ大学文学部卒業後、ニュースキャスターなどを経て92年7月、参議院議員に初当選。93年7月より衆議院議員。小泉内閣で環境大臣としてクールビズを推進し、第1次安倍内閣では女性初の防衛大臣に就任した。自民党総務会長などを歴任。2016年、東京都知事に当選。

次世代リーダーに聞く!10年後の農業、2021年の東北、22世紀の日本に向かって

次世代の日本はどうあるべきか。「農業」と「復興」をキーワードに考えます。日本の農産物は世界市場で勝てるのか? 2021年に震災10年目を迎える東北はどう変わっていくのか? 参加者を交えた討論を通じて日本の未来を考えます。

小泉 進次郎

衆議院議員、自民党農林部会長

1981年生まれ。関東学院大学卒業後、米コロンビア大学大学院政治学部で修士号取得。米国際問題研究所研究員、小泉純一郎代議士秘書などを経て09年に初当選。党青年局長、復興大臣政務官などを歴任し、15年から党農林部会長。趣味は読書、落語、体を動かすことなど。

竹下 隆一郎

ハフィントンポスト日本版編集長

1979年生まれ。慶応義塾大学卒業後、2002年朝日新聞入社。東京本社経済部などを経て13年からメディアラボ勤務。14年~15年米スタンフォード大学客員研究員。ビジネス開発のほか、フェイスブックを使った記者の生中継レポートなど報道の新しい形を模索してきた。16年5月より現職。

次世代リーダーに聞く!ジェンダーフリーと多様性社会をめざして

「1億総活躍社会」の推進がうたわれる中、女性やハンディのある人たちの「活躍」を阻む壁がまだたくさんある。一部の「持てる人」だけが活躍する社会ではなく、取り残される人を生まない、多様性を認める社会のつくりかたとは?

野田 聖子

衆議院議員

1960年福岡生まれ。83年に上智大卒業後、帝国ホテルに入社。岐阜県議を経て、93年に衆院議員に当選。郵政相や消費者相を歴任し「将来の女性首相候補」と評されている。11年に50歳で長男を出産。少子化対策や夫婦別姓などに取り組む。

金山 和香

JT 多様化推進室 室長

2000年JT入社、郡山工場に配属。04年たばこ事業本部製造統括部製造部。07年たばこ事業本部M&Sグループブランド企画部。08年たばこ事業本部事業企画室。09年生産技術センター製造部。12年たばこ事業本部A&Eたばこ事業部。13年人事部。13年7月から現職。

林 恵子

NPO法人ブリッジフォースマイル代表

1973年千葉県生まれ。津田塾大学卒業後、株式会社パソナに入社。副社長秘書、営業、契約管理、人事等を担当。二児出産後、キャリアに悩む中で社会起業家になることを決意。参加したビジネス研修で児童養護施設の問題を知る。2004年NPOブリッジフォースマイル創設。

三島 あずさ

朝日新聞地域報道部記者

2001年入社。山形、横浜総局を経て、東京社会部で主に教育や子育てに関する話題を取材。教育総合本部で教育事業に携わった後、14年から東京地域報道部で、地方自治や女性議員、ワーク・ライフ・バランスなどに関する取材をしている。

次世代リーダーに聞く!わかちあい、つながる社会へ

自己責任ばかりが強調され、まじめに働いても必ずしも報われない社会になっていないでしょうか。一人ひとりが生き生きと働き、みんなでつながりながら暮らせる社会にするにはどうしたらよいか、みなさんと考えます。

山尾 志桜里

衆議院議員・民進党前政調会長

1974年宮城県生まれ。小6、中1の多感な時期に初代『アニー』を演じる。東京大学法学部卒、司法試験合格。検察官として、東京地検、千葉地検などに着任。09年に衆議院議員総選挙に初当選。現在2期目。同い年の夫と5歳の息子との3人暮らし。

秋山 訓子

朝日新聞編集委員

1968年生まれ。大学卒業後朝日新聞社に入り、政治部、経済部、アエラ編集部、政治部次長などを経て現職。政治や市民社会、NPO・NGO、女性などが取材テーマ。

次世代リーダーに聞く!教育IT化で授業が変わる、先生も変わる

生徒全員が「一人一台」のタブレット端末を持って授業を受けるようになったら、学校現場の風景はどう変わるのか? 先生の仕事ぶりや役割はいままでと同じでいいのか?教育のIT化がもたらす期待と不安を多角的に考える。

為田 裕行

フューチャーインスティテュート代表取締役

1975年生まれ。慶応義塾大学卒業後、大手学習塾企業を経てフューチャーインスティテュートの設立に参画。以来、幼稚園、小中高校、大学の教壇に立つ一方、教員向けの研修、コンサルティングなど教育サービス全般の監修を行っている。16年6月から現職。

菊地 尚樹

凸版印刷 教育ICT事業開発本部本部長

1959年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、凸版印刷株式会社入社。トッパンアイデアセンターにて様々な業界の販促戦略立案等に従事。13年よりICTを利用した児童向け学習支援サービス「やるKey」の立上げ等、新たな教育事業の開発に取り組んでいる。

中室 牧子

慶応義塾大学准教授

1975年奈良県生まれ。98年慶応義塾大学卒業後、日本銀行を経て渡米、世界銀行の労働市場や教育についての経済分析を担当。コロンビア大学で博士号を取得。2013年より現職。専門は教育経済学。著書に『「学力」の経済学』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

DAY2 10/3

総合司会

上山 千穂

テレビ朝日アナウンサー

1998年テレビ朝日入社。『ニュースステーション』、『スーパーJチャンネル』などを担当。2014年コロンビア大学・国際公共政策大学院修了。現在は、『ANNスーパーJチャンネル(土)』などでニュースを担当。

主催者あいさつ

渡辺 雅隆

朝日新聞社代表取締役社長

1959年生まれ。82年に千葉大学人文学部法経学科を卒業後、朝日新聞社入社。大阪本社生活文化部長、同社会部長、同編集局長などを歴任。2013年6月に取締役(管理・労務・年金改革・コンプライアンス担当)に就任。14年12月より現職。

来賓あいさつ

キャロライン・ブービエ・ケネディ

駐日米国大使

2013年11月就任。女性として初の駐日米国大使。大使指名以前は、弁護士、著述家、編集者として活動。公立学校基金副理事長やニューヨーク市教育委員会の戦略的パートナーシップ部門の最高責任者を務めるなど、公共サービスに尽くしてきた。ハーバード大学で学士号(美術)、コロンビア大学で法学博士号を取得。父はジョン・F・ケネディ米大統領。芸術家の夫エドウィン・シュロスバーグとの間に3人の成人した子どもがいる。

講演持続可能な環境とビジネス 低炭素経済に向けたグリーン投資

COP21「パリ協定」採択で、各国は目標達成に向けたロードマップ作成の喫緊性に直面している。各国のグリーン戦略で重要なのは、投資家がグリーン・ファイナンスや低炭素投資にインセンティブを見出せるような政策調和を進めることだ。持続可能な環境に世界的潮流であるビジネスの視点を投じる。

玉木 林太郎

経済協力開発機構(OECD)事務次長

2011年から現職。開発、税制、金融、環境(低炭素経済への移行)分野の政策提言をとおし、持続可能な経済成長を推進。前職は財務官。1976年に大蔵省(現財務省)に入省。その間にOECDにも勤務(経済局や金融財政企業局)。53年生まれ。

講演グローバリズムの危機

ソ連崩壊や米国の衰退を予言してきたトッド氏は、グローバル化の進展は一つの世界像への収斂ではなく、国内や国家間の対立が際だつ世界を意味すると言う。相次ぐテロや英国の欧州連合離脱、米大統領選といった現実を前にグローバル化を考える。

エマニュエル・トッド

フランスの人類学・歴史学者

1951年生まれ。パリ政治学院卒、英ケンブリッジ大学で博士号。家族制度や人口動態を通じた政治・経済分析で知られ、ソ連崩壊や米国の衰退、アラブの春を次々と著作で予言。邦訳書に「帝国以後」、「文明の接近」(共著)、「シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧」など多数。

パネル討論いま、地球で起きていること

気候変動、テロや難民、不平等の拡大、ポピュリズムや排外主義。国境を越えた待ったなしの課題がいま山積している。グローバル化する課題に政治は立ちすくんでいるように見えるが、グローバル市場が解決をもたらすわけでもない。そんな時代、私たちにできることは何だろう。考えるべきこととは何だろうか。

藤崎 一郎

前駐米大使 日米協会会長

1947年生まれ。69年外務省に入省。北米局長、外務審議官(経済担当)を経て、2005年ジュネーブ国際機関政府代表部大使、08年4月から12年11月まで駐米大使。13年から現職で、現在は上智大学国際関係研究所代表なども務めている。

今村 久美

認定NPO法人カタリバ代表理事

1979年生まれ、岐阜県出身。慶大在学中に高校生のキャリア学習を支援する「カタリバ」を設立。東日本大震災後は、宮城県女川町と岩手県大槌町で放課後学校「コラボ・スクール」を運営。文科省中央教育審議会教育課程部会委員などを務める。

神里 達博

千葉大学教授

1967年生まれ。大阪大特任准教授などを経て2015年から現職。専門は科学史、科学論。著書に「文明探偵の冒険」など。14年から朝日新聞客員論説委員。本紙で、科学と社会の関係などを分かりやすく解説するコラム「月刊安心新聞」を連載中。

エマニュエル・トッド

フランスの人類学・歴史学者

1951年生まれ。パリ政治学院卒、英ケンブリッジ大学で博士号。家族制度や人口動態を通じた政治・経済分析で知られ、ソ連崩壊や米国の衰退、アラブの春を次々と著作で予言。邦訳書に「帝国以後」、「文明の接近」(共著)、「シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧」など多数。

西村 陽一

朝日新聞社常務取締役編集担当

1981年、東京大学教養学科を卒業、朝日新聞社入社。政治部員、モスクワ支局員、アメリカ総局長(ワシントン)、政治部長、オピニオン編集長、ゼネラルエディター兼編成局長、北京・清華大学高級訪問学者などを歴任。2013年6月に取締役(デジタル・国際担当)に就任。14年9月より取締役編集担当。15年6月より現職。13年4月からザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン代表取締役。

スペシャルトークサッカーボールが未来を照らす―FCバルセロナの挑戦

スポーツの世界にも社会貢献の取り組みが広がっている。FCバルセロナは「More than a Club」をモットーに、ポリオなどの感染症対策や貧困撲滅運動に取り組んでいる。ボスニア・ヘルツェゴビナでの宮本氏のプロジェクトも紹介。勝負を超えて、スポ―ツが持つ力に注目する。

ジョルディ・カルドネル

FCバルセロナ副会長

1962年バルセロナ生まれ。バルセロナ大学で経済学・経営学の学位、EADAでEMBA取得。子ども向け英語教育を行う会社のCEOで、いくつかの企業の社外顧問の他、モレット病院社会基金理事長も務める。1978年から2003年にFCバルセロナ副会長を務めたニコラウ・カサウス氏の孫。
(ジョセップ・マリア・バルトメウ会長に代わり登壇)

宮本 恒靖

元サッカー日本代表 ガンバ大阪ユース監督

大阪府出身。2002年と06年のワールドカップでは日本代表の主将を務める。11年に現役引退後、13年にFIFAとCIESが主宰するスポーツ学の修士課程「FIFAマスター」を修了。ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル市に民族融和を目的としたスポーツアカデミーを設立。

稲垣 康介

朝日新聞編集委員

1992年朝日新聞社入社。東京、大阪スポーツ部のほか、2001年から4年間、欧州総局(ロンドン)、アテネに駐在。サッカーのワールドカップは02年日韓大会、06年ドイツ大会を取材。五輪は夏冬計7大会を取材。著書に「ダウン・ザ・ライン 錦織圭」(朝日新聞出版)。

DAY3 10/4

孔雀西の間

パネル討論森林を通じて考える資源の効率的利用

地球温暖化や生物多様性の保全、食糧問題・・・これら地球規模の課題を解決するには、限られた地球上の資源を効率的に利用して最大限の効果をあげていく必要があります。私たちが「賢い市民」になるには、何に気をつけたらよいのか。森林や紙、水などを入り口にして考えます。

伊坪 徳宏

東京都市大学環境学部教授

1970年愛知県生まれ。東京大学工学系研究科材料学専攻修了(博士)。1998年からLCA国家プロジェクトで、ライフサイクル影響評価手法を開発。2001年から環境影響評価手法LIMEの開発と産業界への応用研究に従事。2013年から現職。環境科学、材料学、ライフサイクル影響評価などを担当。共著に「LCA概論」、「環境経営・会計」など。

古澤 千明

世界自然保護基金(WWF)ジャパン 森林プログラム プロジェクトリーダー

民間金融機関勤務を経てWWFジャパン入局。2010年より森林プログラムにて持続可能な森林資源の利用推進を担当。海外のWWFオフィスとも連携しながら現地情報の提供や調達方針策定、森林認証制度の普及などを行っている。

庄司 直樹

朝日新聞国際発信部次長

1968年生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、93年に朝日新聞社に入る。社会部員、富山総局次長、大阪・東京の科学医療部次長などを経て現職。記者、次長として地球温暖化対策をめぐる国際交渉や各地の環境異変の現場を伝える報道などに携わった。

特別講演お客さまとともに推進する環境活動

イオンは、小売をはじめ300超の企業で構成され、現在、13か国で約2万店を展開しています。お客さまとともに25年以上続けてきた植樹活動など、環境保全の取り組みとその広がりについてご紹介します。

山本 百合子

イオン環境財団事務局長

1988年、ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)入社。ジャスコ店舗、イオン興産株式会社(現イオンモール株式会社)、イオン株式会社グループ人事部ならびに社長室秘書部を経て2014年6月公益財団法人イオン環境財団事務局長。

講演「千葉期」が新たに誕生か 地球の変動と地質年代

日本の歴史に平安時代や江戸時代があるように、地質の歴史にも時代があり、地質年代とよばれています。地質年代は国際統一されており、毎年のように更新されています。今年の年末、日本の地名にちなんだ「千葉期」という年代の提案が行われます。

佐野 貴司

国立科学博物館 地学研究部鉱物科学研究グループ長

2006年国立科学博物館地学研究部へ就職、現在は鉱物科学研究グループ長。地球上に存在する超巨大火山の成 因を解明するため、インドのデカン高原や太平洋の海底下にある巨大海台の調査を行っている。そして火山岩の溶融実験や化学分析を基にマグマが生成する温度や深さを推定している。

パネル討論多様な「環境」と建築

温暖化などへの対応とともに、都市活動や歴史など建築は多様な「環境」と向き合いながら新たな「環境」を生み出している。開館直後の、伊東氏・台中国家歌劇院、田根氏・エストニア国立博物館というホットな話題を交えて考える。

伊東 豊雄

建築家、伊東豊雄建築設計事務所代表取締役

1941年生まれ。65年東京大学工学部卒業。近作に、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」など。日本建築学会賞、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞。2011年、私塾「伊東建築塾」を設立。今後のまちや建築のあり方を考える活動を行っている。

田根 剛

建築家

1979年東京生まれ。2006年 DGT.(DORELL.GHOTMEH.TANE / ARCHITECTS)をフランス・パリに設立。代表作の『エストニア国立博物館』(16年秋完成予定)、新国立競技場基本構想国際デザイン競技にてファイナリストに選ばれ国際的な注目を集める。フランス文化庁新進建築家賞、AFEX2016大賞など受賞多数 。現在、米コロンビア大学パリ校で教鞭をとる。

大西 若人

朝日新聞編集委員

1962年、京都市生まれ。都市工学を学んだ後、87年に入社。91年から、東京や大阪、福岡を拠点に建築や美術、写真について取材・執筆。2010年から現職。現在、日本大学芸術学部非常勤講師、国立新美術館評議員。

特別講演循環型社会の新しい消費スタイル~家具のリユース~

ライフスタイルの変化にあわせて家具を買い替え、手放す人。それを受け継ぎ、使う人。リユースは人も地球もちょっとお得に幸せにする循環型社会の新しい消費スタイル。大塚家具のリユースへの思い、取組みを語ります。

大塚 久美子

大塚家具 代表取締役社長

1968年埼玉生まれ。91年一橋大学経済学部卒、(株)富士銀行入社。94年家業である(株)大塚家具入社。96年取締役就任、2004年の退任まで広報部長、商品本部長などを歴任。(株)クオリア・コンサルティング設立、フロンティア・マネジメント(株)執行役員を経て、09年創業40周年を機に代表取締役社長に就任。

パネル討論ICTと食の未来

農家の高齢化が進み、生産技術の継承が難しくなっています。最近では、田畑にセンサーなどを置き、データを生育に生かそうという試みも始まっています。ICT(情報通信技術)による農業の可能性を探ります。

三輪 泰史

日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト

1979年生まれ、広島県出身。東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻修了。農林水産省や内閣府等の有識者委員を歴任。専門は、農業ビジネス戦略、植物工場・スマート農業等の先進農業技術、日本農業の海外展開。主な著書に『次世代農業ビジネス経営』『植物工場経営』『甦る農業』等。

横田 修一

横田農場 代表取締役

1976年、茨城県龍ケ崎市生まれ。98年茨城大学農学部卒。横田農場入社、2008年から現職。有機栽培など農薬に頼らない栽培法を実践、Webサイト等での販売を行う。多品種導入による作期分散や直播栽培などの効率化により100ha超の水田を田植機・コンバイン1台で作業。これらの取り組みが評価され、第52回農林水産祭農産部門 天皇杯受賞(13年)。

松本 幸則

パナソニック 全社CTO室 主幹

1962年、広島県東広島市生まれ。1985年京都大学工学部電子工学科卒。同年三洋電機(株)入社。画像認識、三次元計測等の研究開発、SANYO Technology Center U.S.A. 所長等を経て、2012年よりパナソニックに勤務。現在アグリ事業の戦略企画を担当。工学博士。

多賀谷 克彦

朝日新聞編集委員

1962年、神戸市生まれ。4年間の百貨店勤務の後、88年に入社。前橋支局などを経て、東京・大阪経済部で、主に流通・小売業を担当。2007年4月から大阪在勤の編集委員。関西の経済・産業界のほか、産学連携などを取材している。

パネル討論森が水を育み、水が人を育む

健全な森林は、土壌が雨水をスポンジのように吸収して、ゆっくりと水を育みます。都市でもおいしい水を飲むことができるのは、この自然の作用のおかげ。森の恵みをなくさないためにどうすればいいか、みなさんと見つめ直します。

日置 佳之

鳥取大学農学部教授

1957年東京都生まれ。東京農工大学卒業、信州大学大学院修士課程中退。東京都、国土交通省の造園技術職を経て、現職。専門は「人間が壊した生態系を治す技術について研究する」生態工学。著書に『自然再生』『環境緑化の事典』など。

速水 亨

速水林業代表、日本林業経営者協会顧問

三重県紀北町で江戸時代から続く速水林業9代目。適切な間伐を行い生物多様性の高い人工林育成に努める。ヒノキ林の植物種は243種。持続的な森林を評価する国際森林認証制度「FSC」認証を日本で最初に取得。著書に「日本林業を立て直す」など。

中山 弘子

前東京都新宿区長

1945年生まれ。日本女子大学卒業後、東京都庁に勤務し、東京湾の水辺の回復事業などに携わる。02年に新宿区長選挙に初当選、後3期務める。区長時代に長野県伊那市・群馬県沼田市・東京都あきる野市との連携により森林保全・整備を行う「新宿の森」事業を推進した。

神田 明美

朝日新聞科学医療部記者

1992年、朝日新聞社入社。社会部、文化くらし報道部などを経て、2014年から科学医療部。約10年にわたり、生物多様性、森林、気候変動、廃棄物など、環境分野を幅広く取材。

特別講演水を育む森づくり――サントリー天然水の森の活動――

サントリーでは、全国の工場で汲み上げている天然水以上の水を森で育むために、「天然水の森」と名づけた水源涵養活動を展開している。総面積9000ヘクタールを超える森林で行っている、研究と調査、森林整備の実態をご報告する。

山田 健

サントリーホールディングス エコ戦略部 チーフスペシャリスト

1955年生まれ。78年東京大学文学部卒。同年、サントリーに入社。現在、エコ戦略部チーフスペシャリストとして、「天然水の森」の企画・研究・整備活動を推進している。「水を守りに、森へ」(筑摩選書)他著書多数。

スペシャルセッションVRジャーナリズムの可能性を探る

2016年、臨場感・没入感が特長の仮想現実(VR)が一気に身近になった。ゲームや医療などに続き、報道でも応用が始まりつつある。より深く、よりわかりやすく伝えるVRジャーナリズムは生まれるのか。VR動画体験を交え、朝日新聞社の取り組みも紹介する。

藤井 直敬

理化学研究所脳科学総合研究センター適応知性研究チームリーダー

1965年生まれ。91年 東北大学医学部卒業、97年 同大大学院にて博士号取得。医学博士。98年よりMITにて上級研究員。04年より理化学研究所象徴概念発達研究副チームリーダー。08年より現職。主要研究テーマは、適応知性および社会的脳機能の解明。著書に「つながる脳」(毎日出版文化賞)など。

大西 弘美

朝日新聞社執行役員 デジタル・国際・教育事業担当

1984年、朝日新聞社入社。高松支局、整理部を経て、99年5月に電子電波メディア局デスク。デジタルメディア本部長、朝日インタラクティブ代表取締役社長などを経て、2013年6月からMITメディアラボへ派遣。14年12月より現職。

樫山 晃生

朝日新聞映像報道部次長

1996年入社。カメラマンとして本社勤務のほか国会担当、韓国・東亜日報社への派遣などを経て現職。今年のリオデジャネイロ五輪を含め4回の夏季五輪を取材。リオではデスクとして現地入りし、VR動画の撮影にあたった。

堀江 孝治

朝日新聞メディアラボ・主査

1981年栃木県生まれ。2003年 東北大学機械航空工学科卒業、05年同大大学院情報科学研究科にて修士号取得。朝日新聞社に入社し、情報システム部などを経て15年より現職。

孔雀東の間

講演ユニリーバ-企業の力で社会を変える

気候変動、水不足、貧富の差の拡大など、世界に課題は山積しています。ユニリーバは、ビジネスが課題解決の一部であるべきだと考え、2010年に持続可能なビジネスの青写真となる「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」を発表しました。具体的な事例を交えながら取り組みを紹介します。

フルヴィオ・グアルネリ

ユニリーバ・ジャパン・カスタマー・マーケティング代表取締役 プレジデント&CEO

イタリア生まれ。1997年ユニリーバ・イタリア入社。イタリア、ルーマニア、ロシアで勤務経験を有し、オーラルケア、食品、ホーム&パーソナルケアなど幅広いジャンルで営業やマーケティングを担当。2014年現職就任後は、「ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン」を通じ、環境負荷軽減とビジネス発展の両立を果たしている。

特別講演AI×ビッグデータ×IoTの織りなす未来社会

情報技術と通信技術の組み合わせにより、AI・ビッグデータ・IoTに関する多様な取り組みが実現されています。NTTグループにおけるさまざま取り組みを踏まえながら、未来にやってくるかもしれない新しい世界をご紹介します。

前田 英作

日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所 所長

1961年静岡県生まれ。東京大学理学系大学院修士課程了。工博。神経科学から機械学習まで幅広い分野の研究に従事。共著書に「わかりやすいパターン認識」「コミュニケーションを科学する」「環境知能のすすめ」。

パネル討論AI×ビッグデータ×IoTが変える社会

人工知能(AI)が人間を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)が、約20年後に来るといわれる。加速度的に進化する技術を使って、どんな社会をつくるのか。AIやIoTが産業や社会に与えるインパクトを考える。

松尾 豊

東京大学大学院工学系研究科 特任准教授

専門分野は、人工知能、ウェブマイニング、ビッグデータ分析。1997年、東大工学部電子情報工学科卒。2002年、同大学院博士課程修了。博士(工学)。05年よりスタンフォード大学客員研究員。2007年より現職。 著書に『人工知能は人間を超えるか』など。

マイケル・オズボーン

オックスフォード大学工学部准教授 工学博士

2012年より現職。専門分野は機械学習。15年から同大学・技術と雇用研究プログラム共同代表。共著論文に『The Future of Employment: How Susceptible are Jobs to Computerisation?』。人工知能が日本の労働人口に与える影響の研究を野村総合研究所と実施し発表、注目を集めた。

萩原 一平

NTTデータ経営研究所 情報未来研究センター長
横浜国立大学大学院客員教授

早稲田大学理工学部卒業、プリンストン大学大学院電気工学・コンピューターサイエンス(MSE)修了。大手電機メーカー、シンクタンクを経て現職。脳科学、人工知能等の分野でマネジメントや新事業創出に関するコンサルティングを中心に活動。「脳科学がビジネスを変える」、「ビジネスに活かす脳科学」等著書・講演多数。

堀篭 俊材

朝日新聞編集委員

1966年千葉県生まれ。89年に朝日新聞社に入社。東京本社経済部次長などを経て現職。人口減少問題やコーポレート・ガバナンスなどをテーマに、民間企業や経済団体を中心に取材。

パネル討論人は動かずにいられるか-脳科学者と考える

人の移動を助けるモビリティの未来像はどんなものだろうか。その代表格、クルマは生き残れるのか。そのための条件を考えるとともに、そもそも人は移動せずに生きていけるのだろうか。人とモビリティの関係を考える。

伊勢 清貴

トヨタ自動車 専務役員

1955年生まれ。80年京都大学大学院精密工学科修了、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)に入り、新車開発に携わり、「RAV4」の開発責任者。レクサス本部本部長などを経て、13年に専務役員。16年4月に先進技術開発カンパニープレジデント。

中野 信子

脳科学者

1975年生まれ。東京大学工学部を卒業し、東大医学系研究科で医学博士号取得。フランス国立研究所で研究員。帰国後、2013年に東日本国際大学客員教授、横浜市立大学客員准教授に。15年、東日本国際大学教授。著書に「脳はどこまでコントロールできるか?」など。

安井 孝之

朝日新聞編集委員

1957年生まれ。経済誌記者を経て、88年朝日新聞社に入る。東京経済部、大阪経済部で自動車、流通など産業界や経産省、財務省などを取材。05年から現職。著書に「これからの優良企業」(PHP研究所)など。

パネル討論ソーシャルビジネスとBOPビジネス

ビジネスは、持続可能な世界のカギになるのか。ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行創始者のムハマド・ユヌス氏らが提唱するソーシャルビジネスと、40億人の低所得者層を対象としたBOPビジネスの可能性を探る。

アシル・アハメッド

九州大学大学院システム情報科学研究院 准教授

1970年、バングラデシュ出身。99年、東北大学で情報科学の博士号取得。NTTコミュニケーションズ先端IPアーキテクチャセンター、 九州大学次世代研究スーパースター養成プログラム・SSP研究員を経て、2011年4月より現職。グラミン・コミュニケーションズではプロジェクトディレクターを務める。

平本 督太郎

金沢工業大学 講師、一般社団法人BoP Global Network Japan 代表理事

2016年3月まで野村総合研究所にて、BoPビジネス、アフリカビジネス等の新興国ビジネスを専門とするコンサルタントとして従事。これまでに日本企業数十社のBoPビジネス創造支援を行う。経済産業省BOPビジネス支援センター運営協議会委員。共著書に、「BoPビジネス3.0」(英治出版)、「BoPビジネス戦略」(東洋経済新報社)がある。

石井 徹

朝日新聞編集委員

東京都出身。社会部員、青森総局長などを経て現職。1997年の地球温暖化防止京都会議(COP3)後、国内外の環境問題や再生可能エネルギーを中心に取材。2005年エジンバラ大学客員研究員。

パネル討論AI全盛時代と求められる教育

20年後、日本の労働人口の約半数が、コンピューター技術に代替される可能性があるという。人工知能(AI)やロボットが普及した時代を生きる子どもたちに、学校は、親は何を教えていけばいいのでしょうか。

マイケル・オズボーン

オックスフォード大学工学部准教授 工学博士

2012年より現職。専門分野は機械学習。15年から同大学・技術と雇用研究プログラム共同代表。共著論文に『The Future of Employment: How Susceptible are Jobs to Computerisation?』。人工知能が日本の労働人口に与える影響の研究を野村総合研究所と実施し発表、注目を集めた。

鈴木 寛

文部科学大臣補佐官、東京大学・慶応義塾大学教授

1964年生まれ。86年に通産省(現経産省)に入省。慶大助教授を経て、2001年、参院議員に初当選。12年間の在任中、文部科学副大臣を2期務めるなど教育、医療、スポーツ・文化・情報を中心に活動。14年2月に東大教授、慶大教授に同時就任。15年に文部科学大臣補佐官に就任。

パトリック・ニュウエル

東京インターナショナルスクール共同創設者
TEDxTokyo共同創設者

米国育ちの教育活動家。1995年に東京インターナショナルスクールを共同創設。2009年には、米国発の講演型イベント「TED」の日本版「TEDxTokyo」を共同で立ち上げる。21世紀にふさわしい教育法を開発する「21 Foundation」も創設。著書に「未来を生き抜くスキルはこう育てる」(2015 小学館)など。

杉山 麻里子

朝日新聞社会部記者

1995年入社。支局勤務を経て、社会部、アエラ編集部などで教育、子育て、家族などを中心に取材。著書に「ルポ同性カップルの子どもたち」(岩波書店)。米国コロンビア大学大学院東アジア研究科修士課程修了。

スペシャルトーク自然と共に地球に生きる

人間は自然としたしみ、自然から多くを学びながら共に生きてきた。 キャスターの国谷裕子氏が、日本人として21年ぶりに今年のコスモス国際賞受賞者となった植物学者の岩槻邦男氏と対談し、持続可能な地球のために、わたしたちに今できることは何かを考える。

岩槻 邦男

東京大学名誉教授
兵庫県立人と自然の博物館名誉館長

1934年兵庫県生まれ。京都大学理学部、同大学院で植物分類学を学び、一貫して植物の多様性について研究を行う。京都大学教授、東京大学教授、東京大学付属植物園長などを歴任。自然環境保全についても問題提起を行う。2007年文化功労者として顕彰を受ける。16年コスモス国際賞を受賞。

国谷 裕子

キャスター

大阪府生まれ。ブラウン大学卒業。NHK衛星放送「ワールドニュース」キャスター等を経て、93年から2016年3月までNHK「クローズアップ現代」のキャスターを担当。 02年第50回菊池寛賞、11年日本記者クラブ賞、16年ギャラクシー賞特別賞を受賞。

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