来賓あいさつ|2018講演記録|朝日地球会議2018|朝日新聞

来賓あいさつ
総務大臣、女性活躍担当大臣、内閣府特命担当大臣(男女共同参画担当/マイナンバー制度) 野田 聖子

多様な働き方、早く実現を

野田 聖子さん

野田 聖子さん

少子化と人口減少は日本にとって静かなる有事です。女性の活躍をはじめとした多様性こそが、日本を救うと考えています。

日本はかつて専業主婦に支えられた男性が中心となり、長時間労働や転勤などにも耐えながら、規格大量生産を行うモデルで成功してきました。しかしそのモデルで利益を生み続けることは難しくなり、個性や独自性が求められている。今や多様な個性の源泉というべき女性、高齢者、障害者が貴重な戦力、人材として価値を生み出す時代です。

長時間労働をなくす。テレワークによる在宅勤務など多様な働き方を可能にする。女性、高齢者、障害者たちが活躍できるフェアな仕組みを早急に実現すべきです。そうすることで男性もこれまで抑えられてきた個性を発揮することができるようになる。夫婦同姓や専業主婦を前提にした税制、社会保障制度もできるだけ早く変えるべきです。

改革が後手に回ってきた背景には、政策決定の場に女性が少なすぎることがあります。今年5月に選挙で男女の候補者をできる限り均等にするよう政党に求める法律が成立しました。日本の政治を変える一歩になると確信しています。

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