EVフェスティバルでは、環境にやさしく経済的な運転術を指南するイベントもあった。「ちょっとしたコツで、見違えるように運転が変わる」とのこと。ふだん、エコなどあまり意識しない編集部員がさっそく挑戦してみた。
試乗車はトヨタのヴィッツ。燃費のいいコンパクトカーだが、ごく普通のガソリン仕様車だ。まず、自分のふだんの運転で会場を一回りし、燃費を計測する。結果はリッターあたり10.04キロ。10・15モードなどの公称燃費より悪めの数値だが、細かな発進・停止の多い短距離コースなので、まあまあといったところだろうか。
先生役は、(財)省エネルギーセンターの笠井純一・エコドライブ推進部長。1周を終えたところで、簡単なアドバイスをもらった。「心持ちゆっくり発進する」と「停止時にはエンジンを切る」の二つだ。「エコドライブといっても、別にトロトロ走る必要はないんです」と笠井さん。クルマのローギア(1速)は通常、急坂や悪路でも発進できるよう、他のギアに比べ突出してハイパワーに設定してある。その分、平らな道でローギアを長く使うことはパワーの無駄になるという。
アドバイスを聞いて2周目に挑戦したところ、燃費は11.09キロに向上した。ふだんの運転で心がければ、かなりの効果が期待できそうだ。