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06月27日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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報告
「中国、挑戦と行動を」 賀 克斌 中国・清華大学環境学院長

賀 克斌
中国・清華大学環境学院長

現在、中国の環境問題には大気の質という深刻な課題がある。微小粒子状物質PM2.5の濃度が最も高いのは中国東部とインド北部だ。ディーゼル車の排ガス、石油産業、発電などが大きな原因になっている。

こうした問題を解消するため、太陽光、バイオマス、風力などのエネルギー消費を増やす必要がある。汚染物質の排出量を大幅に下げる最先端技術の活用も重要だ。取り組みはすでに始まっているが、世界標準に比べるとまだまだ努力が必要だといえる。

中国は三つの挑戦を求められている。第一は国内の地域格差の解消だ。第二は産業、交通分野でのエネルギーの節約と効率化。第三は汚染原因の黒色炭素を減らす方策を探ることだ。低炭素社会の実現に向け、我々はさらに資金調達など、具体的行動を取らなければならない。