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06月26日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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講演
「わが国の地球温暖化対策の取り組みについて」講師:関 荘一郎・環境事務次官

関 荘一郎
環境事務次官

パリで年末に開かれるCOP21(国連気候変動枠組み条約締約国会議)は、今後の地球全体の将来を決める大変重要な会議になる。COP21に向け、147カ国が約束草案を提出した。これらの国の排出量は世界全体の9割近くに相当する。新たな合意が生まれる雰囲気が醸成されている。

日本の約束草案は、2030年度に13年度比で26%削減するとした。次世代自動車の普及、交通や渋滞対策、高効率の照明など各分野の対策を議論して削減目標を立てた。悩ましい問題が電力部門だ。全体の43%で、福島原発事故前より10%程度増えている。

昨今の集中豪雨や巨大な台風、海外では大干ばつなど、極端な気象現象が起きている。何としても、COP21ですべての国が参加し、公平で実効性のある枠組みで新たな出発をすることが重要だ。