メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

06月25日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

新着記事一覧へ

パネル討論
「快適都市TOKYO『競技と水素の街づくり』を考える」パネリスト:大平 英二、堀 哲
コーディネーター:石井 徹

大平 英二
新エネルギー・産業技術総合開発機構 主任研究員

舛添要一東京都知事の講演の後に、実務を担う行政の担当者と、技術に詳しい専門家が、水素社会の課題とその解決策を議論した。

都地球環境エネルギー部の堀哲計画担当課長は、FCVに欠かせない水素ステーションについて、「道路との距離がいちばん大きな課題」と語った。いまの制度では、公道から水素を補給する充塡(じゅうてん)機まで8メートル離す必要がある。地価の高い都市部では、用地の確保が難しい。規制緩和を国に働きかけていくという。

爆発などの危険が指摘される水素の安全性も、話題に出た。新エネルギー・産業技術総合開発機構の大平英二主任研究員は、FCVの衝突試験や燃焼実験の結果も示し、「ルールを整え、技術を生かし、長年使って信用を高めるしかない」と述べた。化石燃料から水素がつくられる段階で、CO2が出ているという批判もある。大平氏は「究極的にはCO2を出さない水素をつくる取り組みが必要」と言及した。


堀 哲
東京都環境局 地球環境エネルギー部 計画担当課長

石井 徹
朝日新聞編集委員