[掲載]2011年4月1日
山梨県は31日、富士河口湖町の西湖でクニマスの捕獲調査を始めた。この日は、仕掛けた刺し網に体長約28センチの生きた魚1匹がかかった=写真。
県水産技術センターの三井潔所長によれば、捕獲した魚の雌雄は不明。「クニマスかヒメマスか今は分からない」と話し、生態に詳しい中坊徹次京都大教授に送って判別してもらう。
県はこれまで生態への影響を避けるため、湖岸に打ち上げられた魚を採取してきた。環境省などと協議した結果、湖に相当数の魚が生息しているとみて、生きた魚の捕獲に踏み切った。
調査はクニマスの生息が予想される水域に刺し網(1メートル×20メートル)6枚を設置し、同時に魚群探知機で魚の生息状況も確認する。
研究には30匹程度の魚が必要とされている。これまでに中坊教授が9匹を採取しており、当面21匹の捕獲を目指す。4月中にもう一度調査する予定。