現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 環境
  3. 世界の動き
  4. 記事
2012年12月27日21時14分
このエントリーをはてなブックマークに追加

アラビア石油、資源開発から事実上撤退へ

 中東ペルシャ湾のカフジ油田を長年、自主開発していたアラビア石油が、資源開発から事実上撤退する。親会社で石油開発・精製会社のAOCホールディングスは27日、来年4月をめどに、アラ石を会社分割して新会社をつくると発表した。

 アラ石が開発していたノルウェーとエジプトの油田の生産が軌道に乗らなかったため、撤退することにした。AOCは、二つの油田の開発に携わっていた従業員約80人を新会社に移し、その会社の全株式を、資源開発大手のJX日鉱日石開発へ2013年4月をめどに譲渡する。譲渡額は非公表。ノルウェーとエジプトの油田の権益も売る方向で検討するという。

 アラ石には、クウェートからの原油輸入事業を残す。

 アラ石は「アラビア太郎」と呼ばれた山下太郎氏が、サウジアラビアとクウェートの沖合にあるカフジ油田を掘り当て、60年から約40年間開発してきた。しかし、03年にカフジ油田の採掘権がすべて失効したため、新しい油田の開発に乗り出したが、うまくいっていなかった。

検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介
環境ガジェット