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2013年1月9日17時29分
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日本のサンゴ2070年代に全滅の恐れ、国立環境研

写真:沖縄県石垣島のサンゴ。サンゴの海中林は多くの生物のすみかだ=国立環境研究所提供拡大沖縄県石垣島のサンゴ。サンゴの海中林は多くの生物のすみかだ=国立環境研究所提供

写真:沖縄県石垣島のサンゴ。サンゴの海中林は多くの生物のすみかだ=国立環境研究所提供拡大沖縄県石垣島のサンゴ。サンゴの海中林は多くの生物のすみかだ=国立環境研究所提供

 【山本智之】国立環境研究所と北海道大は9日、地球温暖化を招く二酸化炭素の排出がこのままのペースで続くと、日本近海のサンゴが激減するとの研究結果を発表した。水温上昇でサンゴが白化するのに加え、サンゴが骨格を作るのを妨げる海洋酸性化も進み、2070年代には全滅する恐れがあるという。

 研究チームは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の温暖化シナリオを使い、サンゴの生育が可能な場所が日本近海でどう変化するか、スーパーコンピューターで予測した。二酸化炭素の排出がこのまま続き、2100年に大気中の濃度が現在の2倍以上になるとの条件で計算した。

 その結果、サンゴの大量死を招く「白化現象」が頻発する高水温の海域が九州南部や沖縄の全域に拡大。さらに、大気中の二酸化炭素が海に溶けて起きる「海洋酸性化」が進み、日本列島の周辺の広い海域でサンゴの生息できないレベルになることが分かった。

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