【森山敏男】童話作家の新美南吉が教壇に立った愛知県安城市の安城高等女学校の後身の県立安城高校の生徒が、南吉の好みや作品にちなんだ「花のき村弁当」と「南吉かすてら」を業者と共同開発した。JR安城駅周辺で27日〜30日に開かれる「新美南吉生誕百年祭」の会場で発売される。
開発したのは、同校生活文化科の有志35人でつくる模擬会社「ハッピーキッチン」。弁当は「ギャラリー&カフェ南吉館」、かすてらは「両口屋菓匠」が協力した。
弁当は牛すき、エビがたっぷり入ったかき揚げ、卵焼きなどが入る。南吉の作品「花のき村と盗人たち」がモチーフだ。作品では盗人の親分は子牛を預けられたのがきっかけで改心する。この牛にちなみ、南吉もよく食べたというすき焼きを選んだ。エビは、盗人の子分の「海老之丞(えびのじょう)」にかけた。
かすてらも南吉の好物。安城産の抹茶入りのあんと、安城産のチンゲンサイを練り込んだ生地に栗入りのあんの2種類。