【岡田和彦】出雲高校新聞部(出雲市今市町)が8日から、東日本大震災から2年になるのに合わせた報道をしている。大震災後から交流を続ける福島県の福島、相馬両高校の新聞部の協力で被災直後の写真の展示を始め、11日には特集号を発行する。
出雲高校新聞部は大震災が起きた年の2011年8月、福島県会津若松市で開かれた全国高校総合文化祭に出場したことをきっかけに、福島、相馬両校新聞部と交流を始めた。大震災から2年になるのを前に、両部にアンケートを依頼。福島高校からは、被災直後の高校を撮った写真100枚も送られてきた。
このうち50枚を印刷し、壁新聞にして校舎2階の図書室前に掲示している。物が散乱した教室や職員室、ひびの入った校舎、落下して壊れた石膏(せっこう)像や避難所になった体育館など。今岡航希さん(1年)は「テレビや新聞で見たのと違い、より身近に震災を感じる」と話す。同じ高校生の視点で撮られた写真は、より強い現実感を伝えられると期待している。
11日に発行する特集号では、アンケートした「支援でうれしかったこと」「脱原発」「今感じていること」などについてまとめる。