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06月26日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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学費免除制が有名無実化 大産大「やらせ受験」

 大阪産業大(大阪府大東市)が、入学意思のない系列高生に「やらせ受験」をさせていた問題で、同大が学生募集の目玉として2007年度に始めた「成績優秀者特別奨学金制度」の対象となる合格者も入学意思のない系列高生で占められ、実際に奨学金をもらった学生はほとんどいなかったことがわかった。

 同大は受験者確保のため、16年前から、大学独自の入学試験を受けなくても大学入試センター試験の点数だけで合否判定が受けられる「大学入試センター試験利用入試」を始めた。さらに07年度から、優秀な学生に受験を促すため、合格者のうち成績上位10%は、4年間の授業料(年35万〜49万円)と教育環境充実費(年15万〜28万円)を免除する仕組みを作った。センター試験利用入試は近年4千人前後が受験し、約半数が合格。計算上は毎年200人前後が学費免除の対象になる。

 一方、同大は、偏差値を上げるために学力の高い系列の大阪桐蔭高の生徒の受験料を免除し、入学する意思のない生徒にセンター試験入試を促していた。その結果、成績上位者は入学意思のない大阪桐蔭高生が大半を占め、実際に学費免除の対象になった人はほとんどいなかったという。

 同大の関係者は「大阪桐蔭高からの大量受験は、受験者数の水増しや偏差値かさ上げのほか、減免制度を利用させない狙いもあった。外部生の学費を免除するより身内で金を回した方が得だという考え方だった」と証言する。

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