【岡田和彦】島根大学は「サテライトキャンパス雲南」を雲南市役所の敷地にある市勤労青少年ホームに開設し24日、現地で看板上掲式があった。雲南市の人、自然、文化、産業を学生の教育に活用する。中山間地でのフィールドワークやサテライトキャンパスでの講義などを行う。
式では小林祥泰学長と速水雄一市長が看板を掲げた。会見で小林学長は「現場に出て、田舎の豊かさが日本の豊かさだということを学生に実感させたい。現場のニーズを知ることで世の中に役立つ研究を目指したい」と話し、速水市長は「学生たちに埋もれた地域資源の素晴らしさを掘り起こしてもらいまちづくりに役立てたい」と話した。
島根大としては初のサテライトキャンパスになる。小林学長は2011年10月に大田市立病院内に開設した医学部総合医育成センターに続く「バーチャルキャンパス」と位置づけており、今後も松江市の本部、出雲市の医学部の両キャンパスの外に教育拠点を増やす方針を示した。