【佐藤剛志】大学の理系学部に進学する女子学生「リケジョ」を増やそうと、女子中高生を対象にした「科学塾」が今月、京都大(左京区)で開かれた。男女比は半々なのに、理系の中では女性が3割にとどまる現状を変えようと、大学が連携して動いている。
「理系の男子学生って、オタクっぽい人が多いんですか」。今月9日、理学部や医学部のある京大吉田キャンパスで開かれた「女子中高生のための関西科学塾」。中学生の質問に、会場に笑いが広がった。
先輩役の理学部の女子学生は「自分の好きなことをとことん突き詰めるタイプの人が多いけど、テレビドラマの話なんかも普通にするよ」と答え、「理系は男の子が多いから彼氏がたくさんできる」と冗談交じりに返した。
科学塾は、独立行政法人・科学技術振興機構の「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」の一環。今年度は京大が初回で、大阪大や奈良女子大なども引き受け、計6回開かれる。