第61回全日本吹奏楽コンクール香川県大会が8月3〜6日、高松市玉藻町のアルファあなぶきホール大ホールで開かれる。小学校、中学校、高校、大学、職場・一般の各部門に計102団体が出場する予定。各部門で金、銀、銅賞を決め、小学校以外の部門で県代表に選ばれた団体は、8月24、25日に徳島県鳴門市である四国支部大会に出場する。県大会を前に、中学校、高校部門に出場する4校の練習の様子と意気込みを紹介する。
■豊浜(中学B)
部員は12人しかいない。昨年はマーチングバンドのコンクールに専念したため、吹奏楽コンクールへの出場は2年ぶりになる。
吹奏楽コンクールの出場は念願だった。顧問の今井和美さん(50)は、音楽室に、昨年の出場全校の集合写真が載ったポスターを貼り、部員の士気を高めてきた。4月の新入生勧誘用のチラシにも、「吹奏楽コンクールに出場する。募集人数、6名以上」と書いて、5人の新部員を迎えた。部長の加島春佳さん(14)は「コンクールは大きな目標だった。6月ごろから、みんな真剣になってきた」と話す。
他校なら、同じパートを3人で演奏するような楽器でも、それぞれ1人ずつで演奏するため、音の厚みが足りなくなりがちだ。だが、今年は、吹奏楽経験者の1年生が4人入った。今井さんは「一人ひとりのレベルでカバーできている」と話す。
自由曲は「アヴァンチューラ」。加島さんは「強弱が激しく転調があり、一度聞いた瞬間、好きになった」と話す。副部長の高石芽依さん(15)は「トロンボーンの見せ場が多いので好きな曲。本番では練習の成果を出しきりたい」と意気込む。(田嶋慶彦)
吹奏楽用にアレンジしたクラシック有名曲を集めたコンピ盤。吹奏楽コンクール全国大会出場の実力校のライブ録音と、同じ曲のオーケストラ版の2枚組