【甲斐弘史】高校生が自作した缶サイズの模擬人工衛星(ミニ衛星)を飛ばし、データ取得の技術や創造力などを競う「第6回缶サット甲子園2013」全国大会(2〜4日、北海道)に松山市の済美高校が初出場する。
大会は、大学関係者らでつくる「理数が楽しくなる教育」実行委員会が08年から毎年開いている。全国六つの地方大会を勝ち抜いた11校が参加する。
済美は自然科学部員約40人のうち、3年生4人、1年生7人の男女11人で班を構成。電子工学の知識がなかったため、県内の大学や専門学校の協力を得て昨秋、ミニ衛星の製作を始めた。「ビーちゃん」と名付け、ミニ衛星に取り付けたセンサーで集めた上空の気圧や湿度のデータを自動でパソコンに送信。リアルタイムでツイッター上のアカウント(@saibicansat)で情報発信するシステムが評価され、和歌山であった地方大会で優勝した。
昨年から地方大会に出場し、2度目で予選を突破した。部長の藤岡拓朗さん(3年)は「初出場で選抜優勝した野球部のように、頂点に立ちたい」と話す。