【山下周平】天使のような歌声、大地を震わす力強い声。そのハーモニーが感動を誘う。岡山市中区小橋町1丁目の市民文化ホールで4日、第66回県合唱コンクール(県合唱連盟、朝日新聞社主催)が開かれ、12団体が日頃の練習の成果を披露する。本番を前に、このうち2団体の練習の様子を紹介する。
■「先生と全国へ」目標 総社西中コーラス部
「赤ちゃんを起こさないで、そおっと床に置くように」「口の中でゆで卵を立てる感覚で」。総社西中コーラス部の顧問、竹理絵子教諭(35)の指導に応え、板張りの音楽室に澄み切ったくせのない歌声が広がる。部長の貴志光加里(ひかり)さん(3年)は「自分たちの音楽を創って、全国大会を目指したい」と話す。
コンクールには21人で出場し、奄美民謡を歌う。竹教諭も中学時代に歌った「学生合唱らしいシンプルなもの」だ。夏休みに入って以降、午前中は全員で輪になり、メトロノームに合わせて腹筋や背筋を鍛える。午後から全体練習。歌う際には上履きを脱ぐ。重心を落として、踏ん張れるようにするためだ。