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全国で輝くバトンの妙技 タンゴの動き研究 大分東明高

写真:ポーズを決めるバトントワリング部員=大分市新川拡大ポーズを決めるバトントワリング部員=大分市新川

 【新宅あゆみ】富山県で昨年8月にあった第36回全国高校総合文化祭で、大分東明高校(大分市)のバトントワリング部が最優秀賞にあたる講評者特別賞とグッド・パレード賞をダブル受賞した。昨年12月に千葉県であった全国大会でも金賞を獲得し、部員たちは演技にますます磨きをかけている。

 タンゴの曲に合わせてバトンを軽快に回しながらステップを取り、バトンを宙に放りなげる。動きはよくそろい、ひじと肩でバトンを回す難易度の高い技も笑顔で軽々と決める。

 東京五輪(1964年)に合わせて大分市中心部での聖火リレーをバトントワラーが先導したのがきっかけで創部された。全国大会では2003年にグランプリに輝き、総文でもグッド・パレード賞を6年連続で受賞するなど、全国大会でも上位の常連だ。

 現在、部員は1〜3年まで30人いる。入部すると、まず基本のバトンの回し方を身につける。それに振り付けをつけていく。クラシックバレエやダンスのような動きもあるので、柔軟体操やマット運動も練習するという。

 大会で踊る曲はクラシックからジャズまで様々だ。今回の全国大会はタンゴの曲を選んだ。部員はビデオを見ながら、タンゴらしい切れのよい動きや顔の動かし方を研究した。

 部長の渡辺理紗子さん(3年)は「ドロップ(バトンを落とすこと)を気にして表情や演技が伝わりづらくなることがあるが、投げれば手に入ると信じて演技した。今までで最高の演技ができた」と振り返った。

 目指すのはバトンと振り付け、音楽が一体となった演技だ。創部当初から指導している堀加津子顧問は「バトンと体、音楽がくっついていないとよい演技ではない。それが観客を感動させる演技だと思う」と話している。

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