9月末に任期満了となる宮崎大学の学長の選考会議が24日あり、現職の菅沼龍夫学長(65)の再任が決まった。菅沼氏は再任を受け、「地元に密着した取り組みをこれからも地道に進めていく」と話した。任期は10月1日からで2年。
菅沼学長は会見で、東大など一部で導入の動きが出ている秋入学について「医師や公務員の国家試験の時期も決まっている。社会的なコンセンサスが必要で時期だけ動かしても現状では難しい」との見解を示した。その上で、「近い将来には秋入学に動いていくのではないかと思う」と語った。
また、女性研究者の割合を現在の15・6%から16年度末までに20%に上げる目標を掲げた。
菅沼氏は長野県出身。信州大院医学研究科を出て、鹿児島大医学部助教授、宮崎大医学部副学部長などを歴任し、09年10月に同大学長に就任した。専門は解剖学。(張守男)