【大畠正吾】延岡市の九州保健福祉大学が、南海トラフ巨大地震などに備えた学生向けマニュアルを作った。水や非常食の備え、地震発生時の心構えや避難場所などを具体的に説明している。九保大は「県内の大学では初めての試みでは」と話している。
九保大は日向灘の海岸線から約6キロ西の標高約45メートルの丘陵地帯にあり、津波被害の恐れはない。しかし、約2千人の学生たちの一部は津波による浸水想定地域に住んでおり、その安全の確保は大きな課題だ。
このため、昨年8月に国が南海トラフ巨大地震の被害想定を発表したのを受け、対策に着手。学内の事務スタッフが資料を集め、関東や近畿などの他大学の取り組みも参考にしながらマニュアル作りを進めた。