耳を突くドラとシンバルの金属音。女子9人が担ぐ18メートルの龍が身を縦横に回転する。「ジャンプのタイミングが遅い」「龍のひねりが甘い」。郷土芸能部門に出場する神戸市立兵庫商の龍舞の練習場で、顧問の阪口智敬先生の指示が飛ぶ。
総文祭特集ページはこちら1988年、「神戸らしい部活動」を模索している時、中華街の旧正月を祝う春節祭で中国獅子舞に出会った。その後龍舞もとり入れ「龍獅団」と名付けた。
2001年に世界大会3位。昨年は福島県で仮設住宅に住む被災者に披露した。阪神大震災のあった95年生まれの生徒たちの力強い舞いに、復興へのエールの意味を込めた。