31日に長崎県で開幕する第37回全国高等学校総合文化祭(文化庁など主催、朝日新聞社など特別後援)の写真部門の入賞作品が決まった。最高賞の文部科学大臣賞には、地元の鎮西学院高(長崎県)の松尾由貴(ゆうき)さん(3年)が撮った「茜(あかね)色の待ち時間」が選ばれた。
総文祭特集ページはこちら作品は海辺の古い駅舎の風景で、列車を待つかのような二つの人影が木壁に浮かび、座り込んだ少年が本に視線を落とす。夕日の赤い光線と影のコントラストが印象的だ。昨年8月、長崎県東彼杵(ひがしそのぎ)町のJR千綿(ちわた)駅で写真好きの祖父と撮った一枚。松尾さんは「信じられないくらいびっくりしています」と喜んでいる。祖父が得意とする深みのある風景写真を目標にしているという。