長崎から高校生が文化を発信する熱い夏が幕を開けた。今を生きる「自分」、郷土の誇り……。表現したいものは、たくさんある。
長崎市の県立総合体育館で31日にあった全国高校総合文化祭(長崎しおかぜ総文祭)の総合開会式で、幕開けを飾ったのは長崎女子の龍踊(じゃおどり)だった。爆竹を鳴り響かせて入場し、舞台を縦横無尽に駆け回った。
式典に続く開催県発表では、県内の高校生たちが長崎の音楽で会場を沸かせた。客席を巻き込んで「でんでらりゅう」の手遊びを披露。創成館のマーチングバンドとカラーガード隊は「あっかとばい」「長崎ぶらぶら節」にあわせて華麗に演技した。
グランドフィナーレは実行委員の生徒たちが舞台に勢ぞろいし「強くなりたい」「自分に限界を作らない」などと一言ずつ胸に秘めた思いを叫んだ。最後は出演者全員でメッセージを書いた紙を投げ上げ、会場を埋め尽くした。