【動画】帝塚山小・友廣先生=安冨良弘撮影 |
■奈良・帝塚山小学校 友廣聡さん(35)
【山根由起子】「ジャジャジャーン」
4年星組の友廣先生が、手作りした三角屋根の工場の模型の入り口に、鉄板に見たてた紙を1枚入れた。建物の中を通り、組み立てられて出口から出てきたのは……車の写真だ。「おおっ」。先生のマジックに子どもたちはびっくり。「こういうタイプの車、セダンっていうんだよ」
先生は同じようにして4種類の車を見せた。それらを真横から見た形を示しながら、ワゴン、ワンボックス、セダン、スポーツカーに大別した。立体について学ぶ算数の授業の始まりだ。
最初に4種類の車の特徴を整理した。「ワゴンは鼻が長い」「ワンボックスは前方が急な坂みたい」などの意見が出た。
次に先生の所有車の写真のパーツを見て、種類をあてることに。車体を下や天井から見た写真はいずれも長方形。前や後ろから見た写真は台形に近い形をしている。
「広いからワンボックスかな」「スポーツカーやな」「セダンはまずないな」
決め手はまだない。先生が横から写した写真を見せた。