■静岡・浜松市立三ケ日東小学校 中嶋恵美さん(34)
【山根由起子】2年1組の中嶋先生の教室にステキな「部屋」が登場した。ベッド、たんす、本棚、勉強机……。6畳ほどの広さをテープで囲み、寸法にあわせて切った四角い色画用紙を「家具」に見立て並べる。さあ、模様替えだ。
「ちゃんと計画しないと、家具が入らない。紙で考えよう」と先生は言い、方眼紙を広げた。隅にベッド、無造作に本棚を部屋の真ん中に描いた。ところが、「真ん中に本棚では部屋が使いにくい」とみんな。
そこで、真ん中に遊べる空間を設け、使いやすいよう家具の配置を考えることにした。クラスの19人は班ごとに、方眼紙にレイアウトを練った。
部屋の広さは縦2メートル70センチ、横3メートル60センチ。引き戸の想定だ。ベッドや机は、教室や保健室にあるものを実測した寸法を黒板に書いた。1目盛りを10センチとして目盛りを数え、家具を線で描いた。