【動画】花まる先生 川崎市立大戸小・坂田和子先生=安冨良弘撮影 |
■神奈川・川崎市立大戸小学校 坂田和子さん(56)
【宮坂麻子】3年2組の黒板に、大きくこう書かれている。
「エピソードクイズ あなたはだれ」
それぞれの子どもたちのエピソードを紹介し、どの子の話か当てるクイズだ。
坂田先生がメモを読み上げた。「実は、クリスタルが好きです」
先生は、その子が書いたクリスタルの絵をスライドに映した。
「わかった」「わかった」
次々と4人の名前が出た。
「理由は?」と先生。
「あんな絵描きそう」「前、遊んだ時にそういうっぽいもの見せてくれた」……。
「当の本人は立って」。なんと立ったのは男の子。「えー」
坂田先生は、長年、生活指導に力を入れてきた。いじめ、暴力、不登校、発達障害……。難しいクラスを担任するうちに考え出した学級活動の一つが、このクイズだ。
「人には表と裏がある。『えーそんな面あったの』ということも、笑って話せる雰囲気が学級にあることが大切。その手段の一つです」