【池田敏行】茨城県神栖市の市立中央図書館が、6月6日から毎週木曜日の午前10時から2時間を「赤ちゃんタイム」にする。「図書館は静かなところ」という常識にとらわれず、子育て中の母親らが子どもと一緒に図書館を利用できるようにする狙いだ。
図書館には5人のボランティアがいて、「赤ちゃんタイム」には母親らが本を探している間に子どもの面倒をみるほか、絵本の読み聞かせもする。
この取り組みを知らせるチラシを館内に張り、ホームページで紹介した。小児科のある病院などにもチラシを配った。一般利用者に理解を求めるとともに、子育て中の母親らの利用を呼びかけている。