【河原理子】性暴力の被害者が、自分の暮らす地域で安心して受診や相談ができるように、専門知識をもつ保健医療福祉職を養成するプログラムとテキストを、神奈川県立保健福祉大学(横須賀市)と県がつくった。これにもとづく「かながわ版性暴力対応医療者養成研修会」を14日から同大学などで始める。
研修会には看護学校教員や助産師、医療ソーシャルワーカーら23人が応募した。自由参加の講座を含め、10月までに計8〜11日間受講する。被害直後の心身のケアや証拠収集の方法、司法手続きの流れなどを学ぶほか、被害者の生の声を聞いたり、県内の関連団体の活動内容を聞いたりする。電話相談などの支援者の養成研修もある。
今年度はモデル事業として行い、参加者の評価を踏まえてプログラムやテキストを完成させる予定。「神奈川モデル」は他県の参考になる可能性がある。