経済的な理由で就学が難しい子供に給食費などを支給する就学援助制度で、静岡市は29日、2012年度までの5年間で、市内の公立小中学校に通う54世帯70人に対し、誤って計526万円の援助費を支給していたと発表した。今後、支給先に返納を求めるという。
静岡市教委によると、1世帯あたり1万3千円〜25万8千円を誤って支給したという。担当職員が年金などの収入の入力をし忘れ、読み合わせなどでデータの確認もしていなかったことが原因としている。3月14日、市内の中学校からの連絡で発覚した。
市教委は年度内の返還を支給先に求めたいとしているが、支給先は経済的に困窮している家庭が多く、全額返納できるか不透明な状況だという。
同市教委の鈴木浩之教育部長は「法的な問題もあるが、職員による返納も検討したい」と話した。