埼玉県教育局とさいたま市教委は29日、7月14日に実施した教員採用試験第1次試験の問題に誤りがあった、と発表した。中学教員の社会、高校教員の保健体育とデザインで各1問あり、いずれも受験者全員を正答としたため、合否に影響はないという。
同局などの説明では、社会はさいたま市の試験と共通で、計613人が受験。条約や共同声明に関する問題だが、選択肢に正答がなかった。保健体育は408人が受験。喫煙と健康に関する記述で誤っているものを一つ選ぶが、誤っている選択肢が二つあった。デザインの受験者は7人。デザイン振興の説明文で適切ではないものを一つ選ぶ問題で、適切ではない選択肢が二つあった。
どの問題も、作成した教育局職員が確認し、作成に関わらなかった職員も複数回確認したが、見過ごしたという。同局教職員採用課の担当者は「確認する職員の数を増やすなどチェック体制を強化し、再発防止を図る」と話した。